どこにでもある普通のお寿司屋さんが特別なお店になる

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先日、叔父が東京に遊びにきていて、いつものお寿司屋さんへ連れて行ってもらった。

 

いつものお寿司屋さんというのは、

どこの町にでもあるような、普通のお寿司屋さん。

大将とお母さんと二人でお店を切り盛りされています。

 

試しに食べログで調べてみたら、3.0。

本当に普通のお店。

 

叔父は20年以上通っているそうだ。

予約して何ヶ月も待つということもない。

インスタ映えするような演出も、特別高級な食材も特にないので

お寿司の写真を撮ろうとかそういうことも考えずに、淡々と食べる感じ。

 

そういえば、最初に連れてきてもらった時に

「お寿司には日本酒が一番合う。」と教えてもらったな。

 

叔父のお気に入りは、菊正宗。

これも普通が一番、らしい。

 

この、お寿司屋さんに初めて来たきっかけを聞いてみると

仕事関係の人に連れてきてもらって、気に入って、それから通っている、とのこと。

 

叔父には、そういう行きつけが都内だけでなく、日本各地にあるそうで

転勤で勤務地だったことのある静岡にも足を伸ばして

決まったお店に数軒行くそうだ。

 

それらのお店も普通のお店。

 

叔父のお気に入りのお店の話を聞いていると、すごく心地が良い。

食べログの評価を気にしたり、インスタの写真を撮ったりするような慌ただしさが一切ない。

たまたまふらっと入った近所の店だったり、誰かの行きつけの店だったり。

自分と合うお店に通って、お店の人との人間関係を築いて、通い続ける。

 

本当は、こういうのが口コミなんじゃないかな。

インターネットの口コミは不特定多数に広がりすぎて、

お店を疲弊させて、お客をモンスターにしているように思った。

 

二軒目は、会員制のバーに連れて行ってもらう。

叔父はいつも頼む順番が決まっているようで、

1杯目は黒ビール、2杯めはウィスキー。

「ウィスキーはロックで飲まなきゃ、水で薄めたりはダメ、そしてヨーロッパのがいい。」

定番のツマミのレーズンバターを食べながら、叔父のウンチクを聞いていた。

 

帰り道、

もしかしたら、叔父と飲み交わしたこんな時間が

Local Cheersの原点の一つになっているのかもしれない、

と思った。

 

Cheers!

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